三國連太郎と佐藤さんって親子だったんですね!

4月14日、90歳で死去されました。

15日に俳優の佐藤浩市さんがコメントを発表しましたが、私は佐藤浩市さんが三國連太郎さんの息子だということを初めて知りました。


おそらく有名な話なんでしょうが、私にとっては三國さんよりも佐藤さんの作品の方が馴染みが深く、三國さんの作品をあまり見たことがありませんでした。
佐藤さんは三國さんの七光りなどではなく、きちんとご自分の俳優としての地位を確立なさっているんだなぁ…としみじみ思いました。

佐藤さんは三國さんをあまり父親として思ったことはないと過去に話しているようですが、親子での共演や受賞などの時は、きっとすごく嬉しかったのではないでしょうか。
三國さんも役者としてアドバイスは何もしないと言っていたらしいですが、実際に共演、受賞を果たした際には、お互い認め合っているような発言をされているそうです。

死に目には会えなかったそうですが、亡くなった三國さんの顔を見て不思議と悲しいという感情はなく、涙も出なかったそうです。ですが、とても凛とした顔だったとコメントされています。
佐藤さんは本当に三國さんを父親としてではなく、俳優として、先輩として尊敬していたのだと思います。
もちろん特別な想いはあったのでしょうが、そこには家族としての感情よりも、偉大な先輩への今までの俳優人生への労いの気持ちが強かったのではないでしょうか。

三國さんと佐藤さんの間には「親子」という言葉ではなく、「役者」という言葉だけだったと言います。
ですが佐藤さんが三國さんのことを「親父」と呼ぶことで、役者としての想いが強くても、どこかでは偉大な父親だと認めていたのだと、そう思いたいです。
二人の関係が世間には理解しがたいものだとしても、とても素敵な親子だと思いました。